クラリス250mg(クラリスロマイシン)
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日本で処方されているクラリスと同成分のマクロライド系抗生物質です。 細菌を殺して感染症を治療するお薬であり、炎症や潰瘍の改善薬としても利用されています。
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日本で処方されているクラリスと同成分のマクロライド系抗生物質です。 有効成分は同じクラリスロマイシンで、体に入ってきた細菌のたんぱく質の合成を阻害する作用があります。 主にクラリスは細菌を殺して感染症を治療するお薬として処方されます。
グラム陽性菌や陰性菌(一部)、マイコプラズマやクラミジアの菌にも有効です。 他にも、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因の1つであるヘリコバクター・ピロリ菌を除菌する作用があり胃の炎症や潰瘍の改善薬としても利用されています。
同じマクロライド系のお薬の中では抗菌力が強いとされています。
様々な細菌に対して有効なお薬なので、呼吸器や耳鼻科、泌尿器科など広く使われています。 風邪を引いた時にクラリスも処方されることがありますが、風邪の治療としてはクラリスは有効ではなく細菌の二次感染を防止するために使われます。
クラリスロマイシン
1日2回、1日500mgを上限として服用して下さい。 なお、年齢、症状により適宜増減します。 ※クラミジア感染症に対する本剤の投与期間は原則として14日間とし、必要に応じて更に投与期間を延長してください。
副作用は、発疹、下痢などがあげられます。 身体に異常を感じた際は必ず医師の診察を受けるようにして下さい。
●クラリスの使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめるようにしてください。 ●コルヒチンを服用している方は使用できません。 ●精神科系の薬のピモジド(オーラップ)はクラリスと併用により不整脈など心血管系副作用が起こりやすくなるため併用できません。 ●その他、副作用を高める危険性がある薬に、頭痛薬の「クリアミン」と「ジヒデルゴット」、C型慢性肝炎治療薬の「アスナプレビル(スンベプラ)」と「バニプレビル(バニヘップ)」、肺高血圧症治療薬の「タダラフィル(アドシルカ)」があります。
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