バラシビル
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ヘルペスウイルスの増殖を抑制して単純疱疹、帯状疱疹に対して、強力な抗ウイルス作用を発揮します。
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バルシビルは第二世代抗ウイルス薬です。単純ヘルペスウィルス、水痘疱疹、帯状疱疹等のウィルスに対し高い効果があります。ヘルペスウィルスに対して用いられることが多く、ヘルペスウィルスの増殖を抑制し発症初期に用いる事で症状悪化を防ぎます。
大きな特徴として、バルシビルは同類薬アシクロビル(ゾビラックス)のプロドラッグになります。服用後、体内の薬物代謝機構によって抗ウイルス作用を持つアシクロビルに変換されます。そのため、吸収効率が非常に高く服用回数が従来のアシクロビルよりも少なくてすむと言うメリットがあります。
日本の病院では同じ成分の薬としてバルトレックスが処方されます。バルシビルは現在日本の病院では処方薬ではありませんが、バルトレックスと同成分のため、同等の効果が期待できます。
●ヘルペスとは?ヘルペスとは水ぶくれの集まりをさします。主に顔面や口の周りに出現する単純疱疹(たんじゅんほうしん)と、広範囲に赤みと水ぶくれが現れる帯状疱疹(たいじょうほうしん)の2つに大きく分けられます。ヘルペスウイルスの感染によって発症しますが、ヘルペスウイルスは身体のどこにでも感染して発症する可能性があります。誰もが感染している一般的なウイルスですが、一度感染してしまうと知覚神経節にずっと潜伏し、繰り返し発症する方が多くみられるのが特徴です。ヘルペスは早期治療によって症状の緩和が期待できます。飲み薬と塗り薬がありますが、飲み薬の方が体内から直接ウイルスへ作用するため、より効果的とされています。
●ヘルペスの原因ヘルペスはヘルペスウイルスの感染によって発症します。ヘルペスウイルスにはいくつか種類があり、症状も様々です。感染力が強く身体のどこにでも感染しますが、口唇、性器での発現が多いとされています。感染経路としては、水泡に触れてしまったり、くしゃみや咳などの飛沫が挙げられます。また、性交渉でも感染をしてしまいます。ただし、必ずしも直接的な接触だけではなく、タオルや便座などの肌に触れるものからの間接的な感染もあります。感染後もヘルペスの症状が現れない人が6割ほどいるとされているため、無自覚のまま感染が拡大してしまう事もあります。
●ヘルペスの主な症状まず、単純疱疹の代表的な症状ですが、痛みや痒みを感じた後に赤く腫れ、小水疱が生じます。小さな水ぶくれが大きな水ぶくれになることもあります。1〜2週間ほどで水ぶくれが乾き、かさぶたを経て治癒していきます。口唇ヘルペスが有名ですが、風邪をひいた時など、免疫力が低下しているときに現れやすくなります。
帯状疱疹の代表的な症状ですが、広い範囲に帯状に発赤と小水疱が現れます。体の右または左側だけブロック状に発生し、全身に広がることはありません。老化などによる免疫力低下で発症しやすくなります。ただし、水ぼうそう(水痘)は全身に小水疱が発生します。これは小児期によくみられ、発熱を伴う事もあります。
ヘルペスが出た場合は休養を取り身体を休めるよう心掛けることが大切です。また、早期治療により長期化などを防ぐことができます。
塩酸バラシクロビル
単純疱疹の場合、通常成人は1回500mgを1日2回経口服用します。帯状疱疹の場合、通常成人は1回1000mgを1日3回服用します。いずれも医師の指示通り服用して下さい。
バルシビルの主な副作用として、頭痛、眠気などの意識低下、腹痛、吐き気、下痢、便秘、過敏症(発疹、蕁麻疹、そう痒、光線過敏症)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師にご相談ください。次のような場合にはバルシビルの使用をやめて、すぐに医師にご相談ください。
バルシビルを服薬中は普段より多めに水分をとってください。ただし、水分制限を指導されている方は医師または薬剤師にご相談ください。腎臓の悪い人、高齢の人は、薬の排泄が遅れがちです。投与間隔を延長するなど慎重に用いて下さい。薬の飲み合わせによっては、副作用を引き起こす可能性があります。そのため、通院中の方、治療中の方、持病のある方、他の薬を服用中の方はバルシビルを服用前に医師にご相談ください。特に、痛風の薬のプロベネシド(ベネシッド)、胃の薬のシメチジン(タガメット)、免疫抑制薬のモフェチル(セルセプト)、喘息の薬のテオフィリン(テオドール)等の併用に注意して下さい。
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