トパマックス
てんかん治療、及び片頭痛の予防。また、摂食障害や双極性障害(躁鬱病)にも使用されてます 。
出荷時点、パッケージの改訂などにより、 左の写真とは外観・カプセルの色が異なることがあります。
てんかんは、脳の神経に異常な興奮を生じ、その刺激が体に伝わり、けいれんや意識障害を起こす病気です。 その発作型から、大きく2つのタイプに分かれます。 心身に何らかの部分的な症状が起こる「部分発作」と、けいれんなどが体全体に起こる「全般発作」の2つです。 このお薬の適応は、てんかんの部分発作に対する併用療法です。 他の抗てんかん薬と異なる作用機序をもつため、別の抗てんかん薬と併用することで、てんかん発作の抑制効果が高まります。 実際の臨床試験においても、この薬を追加することで、発作頻度が30%以上減少することが確かめられています。
通常、成人はトピラマートとして1回量50mgを1日1回又は1日2回の経口服用で開始する。 以後、1週間以上の間隔をあけて漸増し、維持量として1日量200〜400mgを2回に分割経口服用する。 なお、症状により適宜増減するが、1日最高服用量は600mgまでとする。
てんかんの薬を、自分だけの判断で急に中止すると、その反動で重い発作を起こしてしまうおそれがあります。 用法用量を守り規則正しく飲むことが重要です。 副作用で比較的多いのは、眠気、体重減少、摂食異常、めまい、しびれ感などです。 また、多くはありませんが、重い副作用として、緑内障、腎・尿路結石、代謝性アシドーシスを起こすことがあります。 夏季は発汗減少にともなう体温上昇にも気おつけてください。 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください