トリロスタン犬用
有効成分のトリロスタンを含有する犬用の内分泌疾患治療薬です。副腎皮質ホルモンの分泌を抑制し、犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)を治療する内服薬です。
※香港商品は日本以外への発送は出来ません。
出荷時点、パッケージの改訂などにより、 左の写真とは外観・カプセルの色が異なることがあります。
有効成分トリロスタンを含有する犬用クッシング症候群治療薬です。クッシング症候群とは、副腎から分泌されるコルチゾールの作用が過剰状態になることで起こる様々な症状の総称です。生体機能のあらゆる機能をサポートしてくれるホルモンになるので、放置してしまうと身体的異常が発生してしまいます。具体的には、多飲多食やポットベリー(ビール腹のように膨らんだお腹)、左右対称の脱毛、筋の脱力などです。原因は自然発生によるものと、副腎皮質ホルモン(ステロイドなど)の長期投与によるもの(医原性)の2つがあります。有効成分であるトリロスタンは、副腎皮質ホルモンの合成を阻害する作用により、過剰になったコルチゾールの値を抑えます。
トリロスタン 5mg
初期投与量(投与開始後10〜14日目まで)2.2〜6.7mg/kgを1日1回、食餌と共に経口投与します。その際、各種カプセルサイズを組み合わせ、体重に基づき可能な限り低い投与量から開始します。投与量の変更は症状や検査数値により適宜増減してください。
食欲低下や拒食、下痢や軟便、嘔吐、副腎皮質機能亢進症(アジソン病)、嗜眠、運動失調(跛行、変形性関節疾患の悪化など)、電解質異常、血中コレステロール低値、副腎皮質肥大が認められることがあります。その他、何か異常が現れた場合は速やかに獣医師の診察をお受けください。
・カプセルは使用直前までPTP包装シートから出さないでください。・カプセルを砕いたり割ったりしないでください。・妊娠中の犬には使用しないでください。・貧血を呈する犬、腎疾患又は原発性肝疾患がある犬には投与しないでください。・15〜30℃の室温で保管してください。