ジスロマックは風邪に効くのか?
風邪をひいて病院へ行くと、ジスロマックが処方されることがあります。ジスロマックは風邪を治す効果があるのでしょうか。ここでは風邪に対してジスロマックが処方される理由や適応症、飲み合わせなどについてまとめました。
マクロライド系抗生物質「ジスロマック」
ジスロマックは細菌感染症を治療するための薬で、マクロライド系抗生物質に分類されます。そして、マクロライド系抗生物質の作用メカニズムは「タンパク質合成阻害」です。
細菌の細胞は、人間の細胞と同様にタンパク質からできています。そして、タンパク質を生成する器官がリボソームです。マクロライド系抗生物質は、リボソームに結合してタンパク質合成を阻害することによって抗菌作用を現します。
なお人間にもリボソームはありますが、人間のリボソームと細菌のリボソームでは形状が異なります。マクロライド系抗生物質は細菌のリボソームに特異的に働きかけるため、人間の細胞に大きな作用を及ぼすことはありません。
ジスロマックの特徴は、服用してから長時間体内に留まるということです。そのため、一度の服用で長期間にわたる効果が期待できます。
ジスロマックは風邪に効く?
ジスロマックをはじめとした抗生物質と風邪薬を混同してしまっている人もいるかもしれません。ここでは、ジスロマックの風邪に対する効果や処方される理由についてまとめました。
ジスロマックは風邪には効かない
まず、風邪には特効薬はありません。病院で処方される薬にしてもドラッグストアで購入する薬にしても、風邪薬は症状を抑えるためのものです。これは、風邪の原因になる微生物は200種類以上にも及び、それぞれに対処することはほぼ不可能だからです。
そのため、もちろんジスロマックも風邪には効きません。そもそも、風邪の原因となるのはほとんどの場合ウイルスです。ジスロマックをはじめとした抗生物質は細菌の増殖を止めたり退治したりする薬なので、風邪に対して効果がないのは当然だといえるでしょう。
ジスロマックが処方される理由
風邪をひいたときにジスロマックが処方されるのは、多くの場合は二次感染予防が目的です。二次感染とは、ある微生物に感染した後に他の微生物に感染してしまうことです。風邪で抵抗力が弱くなると細菌によって二次感染を起こす可能性があるため、予防としてジスロマックを投与するのです。
また、風邪の原因が細菌であった場合を考えて念のためジスロマックを処方する医師もいます。前述したように風邪の原因の大半はウイルスですが、細菌が原因であることも稀にあります。万が一細菌が原因だった場合は、ジスロマックを投与しておくことによって重症化を防ぐことができるのです。
このような理由から、病院では風邪の患者さんにジスロマックがしばしば処方されています。ある調査によれば、風邪の症状で受診したときに抗生物質を処方される患者さんは6割にものぼるそうです。
飲み過ぎると危険なことも?
風邪の症状に対しても広く使用されているジスロマックですが、飲み過ぎるのはよくありません。なぜなら、繰り返し服用することによってジスロマックが効かない「耐性菌」が増加してしまうためです。耐性菌が増えると、治るはずの感染症も治らなくなってしまいます。このことから、厚生労働省は風邪に対して抗生物質を使わないことを推奨しています。
ジスロマックが有効な症状とは
ジスロマックが有効に作用するのは、風邪の症状ではありません。ここでは、ジスロマックの主な適応症をご紹介します。
歯周病
歯周病は歯垢や歯石を取り除いて治療するのが基本ですが、抗生物質が用いられることもあります。ただし当然ながら薬だけで根治することはなく、毎日のオーラルケアも必要です。
クラミジア
性病のクラミジアは、ジスロマックが用いられる感染症の代表です。また、同じく性病である淋病もジスロマックで治療できます。
肺炎
マイコプラズマ肺炎の治療では、マクロライド系抗生物質が第一選択薬です。なお、肺炎の10~20%はマイコプラズマ肺炎だといわれています。
ジスロマックの飲み合わせについて
ジスロマックを服用するときに気を付けなければいけないことの一つが、飲み合わせです。ジスロマックに「併用禁忌」はないものの、「併用注意」の医薬品はあるからです。
ジスロマックと併用注意の医薬品は、胃酸の分泌を抑える制酸剤、血液を固まりにくくするワーファリン、拒絶反応を抑えるシクロスポリン、HIV治療薬のメシル酸ネルフィナビル、強心剤のジゴキシンなどです。これらの薬を飲んでいる場合は、必ず医師に説明するようにしてください。
効果を正しく理解してジスロマックを服用しよう
「風邪を早く治したい」と思ってジスロマックを飲むことには、あまり意味がありません。それどころか、耐性菌だけを増やしてしまう可能性もあります。ジスロマックに限らず、薬を服用するときにはその効果について正しく理解するようにしてくださいね。
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