円形脱毛症など病院で治療したい3つの薄毛

医薬品よりも皮膚科を頼ったほうが良い薄毛がある

一般的に、フィンペシアなどのAGA治療薬はハゲの原因となる男性ホルモンを抑制する作用があります。そのため、別の要因で薄毛が進行している場合は効果が期待できません。たとえば、以下のようなものは皮膚科を受診したほうが良いでしょう。

・円形脱毛症
コインぐらいのサイズの小さなハゲができるものがメジャーですが、最近では複数できたり、後頭部や側頭部の生え際に帯状になってできたりなど、さまざまな種類があることがわかっています。

もっとも大きな原因はストレスだと言われています。しかし、それ以外にも遺伝や女性ホルモンのバランス、免疫作用、アトピーなどさまざまな説があり、完全には解明されていません。

・脂漏性脱毛症
分泌された皮脂で毛穴がつまってしまい、毛髪が生えてくることを邪魔してしまうものです。しかし、この病気で悩んでいる方の数はとても少なく、全体の数%ほどしかいないとされています。そのため、発生のメカニズムに不明な点が多いようです。

・抜毛癖
自分の手で髪を抜いてしまうものです。何かしらの精神疾患を患ったときに癖になってしまう方が多いと言われています。ストレスから起こりやすいと言われているため、とくにカウンセリングが効果的のようです。

フィンペシアは生え際の後退など円形脱毛症でないときにおすすめ

「生え際が後退してM字ハゲになってきた」「頭頂部が薄くなってきた」といった一般的なAGAに対してはフィンペシアをはじめとする治療薬がとても有効です。

上記で挙げたものはどれも特徴的なため、「フィンペシアを使うべきか、病院に行くべきか」ということはすぐに判断できるでしょう。一般に、AGAは髪が抜けた部位とそのほかとの境界があいまいで、円形脱毛症はハッキリわかれているという特徴があります。もし判断がつかない場合は、1度皮膚科に行って相談してみるとより安心できるはずです。

フィンペシアをはじめとするAGA治療薬は男性ホルモンを抑制することで薄毛を防ぎます。そのため、それ以外のところに原因がある円形脱毛症などでは効果が期待できないでしょう。

しかし、フィンペシアは普通の薄毛には効果が大きい医薬品です。「生え際がだんだん後ろに」「頭頂部が薄くなってきた」という方は安心して使いましょう。

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