ゼニカルの効果を最大限に発揮する飲み方や服用方法は？

ゼニカルといえば、世界中で使用されているダイエット薬です。通常通りの食事をしながら減量することができるので、日本でも注目されています。そんなゼニカルの効果を、最大限に発揮するためにはどうしたら良いのでしょうか。正しい飲み方や服用方法をみていきましょう。

効果的な服用方法、1日の摂取量は？

ゼニカルは安全かつ効果が高いと評判の医薬品です。しかし服用方法によって効果にも差が出てきます。ゼニカルを効果的に服用するためにも、ゼニカルが減量をサポートするメカニズムを理解しておきましょう。

脂質は分子量が大きいため、そのまま吸収することができません。そのため、食事をすると膵臓からリパーゼという脂肪分を分解するための酵素が分泌されます。これによって分子量の大きい脂質は脂肪酸とグリセリンに分解され、体内に取り込めるようになるのです。そして、ゼニカルはリパーゼの働きを阻害することによって脂質の吸収を抑えます。

そのため、ゼニカルの効果を最大限に発揮するためにはリパーゼが分泌されるタイミングで飲む必要があります。具体的には、食事中から食後1時間以内。フルコースなどで時間をかけて食事をする場合には、食事中に服用すると良いでしょう。食前に飲んでしまうとせっかくのゼニカルの効果が薄くなってしまうので、気をつけてくださいね。

なお、ダイエット効果を高めたいからといって一度に2錠以上服用してはいけません。ゼニカルは脂質の吸収を約30％抑えますが、2錠、3錠と服用するとそれ以上に脂質の吸収を抑えてしまうので、服用するのは1日3回、毎食1錠までにしましょう。

どんなタイミングで飲めば一番効果がある？

ゼニカルは1日3回の服用が可能ですが、必ずしも毎食服用する必要はありません。ゼニカルの効果が発揮されるタイミングは、食事内容によって決まるのです。

ゼニカルの効果が一番発揮されるのは、脂質の多く含まれる食事をした時です。ダイエット中でも、脂っぽいものが食べたくなる時はありますよね。

また、飲み会などのイベントでも油ものが出されることはよくあります。ステーキや唐揚げ、フライドチキンなど脂たっぷりの食事をする時には、必ずゼニカルを服用するようにしましょう。

食べ合わせで悪いものはある？

ゼニカルを服用する時に、食べ合わせに気をつける必要は特にありません。

また、ゼニカルの服用中に意識して摂取した方が脂溶性ビタミン（ビタミンA・D・E・K）です。

ゼニカルは、脂質の吸収を抑えますよね。そのため、油に溶け込んで吸収される脂溶性ビタミンの吸収も同時に抑えてしまうのです。

脂溶性ビタミンが不足すると、肌荒れなどの症状が起きてしまいます。

それを防ぐためには、積極的にビタミンを摂取すること。また、サプリメントを利用するのもおすすめです。マルチビタミンサプリメントなどで、脂溶性ビタミンをしっかり補給しましょう。

お酒と一緒に飲んでも大丈夫？

人生において人付き合いは欠かせないものですが、ダイエット中には妨げになることも多いですよね。特に12月、1月、3月、4月などはイベントごとが多いためダイエットも思うように進まないと思います。せっかく頑張ってダイエットをしたにもかかわらず、イベントのせいでリバウンドしてしまったという経験がある人も少なくないのではないでしょうか。

そんな時に、ゼニカルは大活躍します。ゼニカルはお酒との併用も可能なため、イベントでたくさん食べる時にも服用することができます。飲みの席では食事もカロリーが高いことが多いですが、これなら安心して食べられますね。

しかしお酒の飲み過ぎには注意しましょう。アルコールと医薬品は、どちらも肝臓で代謝されます。そのため、お酒とゼニカルの両方を飲むことによって肝臓に負担がかかり過ぎてしまう可能性があるのです。ダイエットのためはもちろんのこと、肝臓をいたわる意味でも飲み過ぎには気をつけた方がいいでしょう。

効率的にゼニカルを服用しよう

ゼニカルは、世界17カ国で利用されているダイエット薬です。正しく使用すれば、きっと期待した効果が得られるはずです。健康のために体重を落としたいという人や脂っぽいものがやめられないという人には、ゼニカルは特にオススメです。ぜひ試してみてくださいね！

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