ネオメルカゾール
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甲状腺刺激ホルモンの生成を抑制するお薬で、主に甲状腺機能亢進症の治療に利用されます。
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甲状腺機能亢進症を治療するための薬で、その主な有効成分はカルビマゾールです。甲状腺機能亢進症は、甲状腺が通常よりも過剰に活動し、甲状腺ホルモンの濃度が高まる状態です。甲状腺ホルモンが分泌過剰な状態では、イライラ、動悸、多汗、手の震え、眼球の突出や甲状腺の腫れが徐々に現れます。このような甲状腺機能を亢進させる代表的な病気が、バセドウ病です。有効成分カルビマゾールは、甲状腺ホルモンの生成を抑制する作用を持ちます。カルビマゾールは、体内で代謝されてチアマゾール(メチマゾール)に変化します。チアマゾール(メチマゾール)は、甲状腺に作用して甲状腺ホルモンの生成に必要な酵素を阻害し、甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑制します。
カルビマゾール 5mg
初期用量は20〜60mg(4〜12錠)で、2〜3回に分けて服用します。その後の治療は、次の2つの方法のいずれかで行います。【維持療法】最終的な投与量は通常、1日5〜15mg(1〜3錠)の範囲で、1日1回の服用とします。治療は少なくとも6ヵ月間、最長で18ヵ月間継続する必要があります。【ブロック置換療法】投与量は初期レベル、すなわち1日20〜60mg(4〜12錠)を維持し、甲状腺機能低下症を予防するために、1日50〜150mcgのL-サイロキシンを同時に服用します。治療は少なくとも6ヶ月間、最長で18ヶ月間続ける必要があります。
AST上昇、ALT上昇、脱毛、色素沈着、?痒感、紅斑、悪心・嘔吐、下痢、食欲不振、頭痛、めまい、末梢神経異常、発疹、蕁麻疹、発熱、こむらがえり、筋肉痛、関節痛、好酸球増多、CK上昇、倦怠感、リンパ節腫脹、唾液腺肥大、浮腫、味覚異常(味覚減退を含む)汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少、低プロトロンビン血症、第Z因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病、肝機能障害、黄疸、多発性関節炎、SLE様症状、インスリン自己免疫症候群、間質性肺炎、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎症候群、横紋筋融解症などの症状が現れる場合があります。その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。・医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。この薬は効果があらわれるのに時間がかかります。途中でやめると症状が悪化したり、病気が再発したりします。体調が良くなったと自己判断し、薬を飲むのをやめたり、効かないからといって量を増やしたりせず、指示どおりに飲み続けてください。・医師は甲状腺の状態を調べて、その結果にもとづいて飲む量を決めていきます。また副作用の早期発見のための定期的な検査も行います。忘れずに受診して、きちんと検査を受けてください。・この薬を飲み始めてから、主に2ヵ月以内に重篤な無顆粒球症が起こり、死亡に至った例も報告されています。無顆粒球症が起こると感染しやすくなり、かぜや扁桃腺炎の時と同様な発熱、のどの痛み、全身の倦怠感などがあらわれることがあります。このような症状に気づいたら、かぜと思ってそのままにせずに、ただちに受診してください。・持病やアレルギーのある方は、事前に医師にご相談ください。・飲み合わせの悪い薬がございます。服用中の薬がある場合は、事前に医師にお伝えください。
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