ブプロン SR
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当初抗うつ剤として開発されましたが、禁煙効果があることが分かり、現在は主に禁煙治療に使われています。
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ブプロンSRは、ウェルバトリンSRのジェネリックで、有効成分バプロピオンの徐放錠(服用後胃や腸で徐々に溶けて有効成分を放出する錠剤)です。またザイバンと同じ成分でもあります。 ブプロン SRの有効成分であるバプロピオンは、海外で許認可を受けた初のニコチンを使わない禁煙治療医薬品です。 ブプロン SRは当初抗うつ剤として開発されましたが、その後、禁煙効果があることが分かりました。 アメリカではパッチ・ガムと比べ安価に禁煙でき、ニコチンを含まないために安全性が高いということで、大変注目を集めていますが、日本ではまだ許認可が下りていません。 また、ジェネリック医薬品も各国で多数発売されています。
ニューロンの再取り込みを阻害してノルエピネフリン及びドーパミンの作用を増強させます。 ドーパミンは習慣性物質の有効作用との関連がつよく、ノルエピネフリン再取り込み阻害により、禁断症状を減少させることがあります。 禁煙によるブプロピオンの有用性を検討した研究は完全な形では発表されていません。
最初の3日間は1日150 mg(1日1錠)、それから1日300 mg(1日150 mgを2錠)に用量を増やしてください。 治療期間は禁煙したい日の1週間前から始め、8週間以上続けることもできます。服用を途中で中止してもかまいません。 他のニコチン代用品治療と併用することもできます。
主な副作用は口の渇きと睡眠困難です。 これらの副作用は一般的に穏やかなもので、その多くは2〜3週間でなくなります。 睡眠が困難になるようであれば、就寝間近の服用は避けてください。
服用に関しては必ず医師の指示に従ってください また特に下記の症状が出た場合は医師の判断を仰いでください。
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