コルヒチン錠(痛風治療薬)0.5mg
痛風・家族性地中海熱治療剤です。 有効成分のコルヒチンは、白血球が関節内の尿酸に作用するのを抑え、痛風の発作を抑制します。また、微小管に作用して炎症性サイトカインの産生を抑え、家族性地中海熱の症状を抑えます。
※使用期限:2026年08月
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痛風の発作を抑える為の薬で、応用として家族性地中海熱やベーチェット病にも用いられることがあります。 痛風には、白血球が関節内に集まることを抑えることで、激しい痛みや腫れを防ぐ特徴・効果を発揮します。 ただ痛風の症状の直接的な原因の尿酸には作用しないため、痛風発作が発生した初期に使用する必要があります また尿酸を減らす特徴・効果もないため、長期的に用いることはできません。
コルヒチン 0.5mg
○痛風発作の緩解及び予防○ 1日あたり3.0〜4.0mg(6〜8錠)を6〜8回に分けて服用します。 発病予防には通常、1日0.5〜1mg(1〜2錠)、発作予感時には1回0.5mg(1錠)を服用します。 服用開始のタイミングは早ければ早いほど、効果が期待できます。 ○家族性地中海熱○ 1日0.5mg(1錠)を1回もしくは2回に分けて服用します。 食後に服用のタイミングを決めれば飲み忘れを防ぐことができるでしょう。 患者の状態により適宜増減しますが、1日最大服用量は1.5mg(3錠)までとします。 小児にはコルヒチンとして体重1kgあたり1日0.01mgから0.02mgを1回か、2回に分けて服用します。 小児の場合も患者さんの状態により適宜増減ですが、1日の最大服用量は体重1kgあたり0.03mgが上限です。
・吐き気や下痢、腹痛や発疹にかゆみと、脱毛や男性の精子減少や異常が挙げられます。 ・服用量が少ない場合は副作用の心配は小さいですが、多量に服用すると吐き気や下痢などの腎臓障害が必ず現れるので注意です。 ・症状が酷い時、もしくは長く続く時は医師や薬剤師ご相談ください。 ・家族性地中海熱、ベーチェット病の治療で長期的に服用を続けると、筋肉に異常が出る場合があります。大抵は検査で判明しますが、筋力低下や筋肉痛、手足の痺れなどの異常を感じた場合は必ず医師にご報告ください。 ・稀に血液成分の異常とそれに伴う発熱や口内炎、横紋筋融解症や末梢神経障害などの副作用も確認されていますのでご留意ください。
・持病やアレルギー、服用中の薬を医師に伝え、妊娠中や妊娠の可能性がある方も申し出てください。 ・肝臓や腎臓が悪かったり、高齢の人は薬の排泄が遅れるので、服用量に配慮ください。 ・重い病気や体が弱っている人も同様で、薬の飲みあわせにも注意する必要があります。