コムタン200mg(パーキンソン病治療薬)
末梢COMT阻害薬と呼ばれる新しいタイプのパーキンソン病治療薬です。長期レボドパ治療中におけるいわゆるwearing-off現象の改善を目的に使用します。
出荷時点、パッケージの改訂などにより、 左の写真とは外観・カプセルの色が異なることがあります。
レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩との併用によるパーキンソン病における症状の日内変動(wearing-off現象)の改善。
エンタカポン(Entacapone)200mg
レボドパの効き具合が悪くなった人(wearing-off現象発現)を対象に臨床試験がおこなわれています。 その結果、この薬の追加によりレボドパの血中半減期が1.3倍延びることが分かりました。また、良い状態を保つ時間については、プラセボ群(似せ薬を飲んだ人達)の1日平均0.5時間延長に対し、この薬では1.4時間延長しました。 一方、精神機能や行動、気分、動作、運動能力などを評価する試験では、プラセボ群との間に明らかな差は認められませんでした。
ジスキネジア、便秘、着色尿、幻覚、悪心(吐き気)、傾眠(うとうとする)、貧血、不眠症。