ドグマチール50mg
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胃の働きをよくするお薬です。また、うつ状態を改善したり、気分を安定させる作用もあります。
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胃や十二指腸潰瘍を始めとして、統合失調症やうつ病の治療に用いられる薬です。 有効成分にスルピリドを含有しており、中枢の視床下部に直接働き掛けることにより、胃腸の血流を増やして粘膜の修復を促したり、胃腸の働きを促進します。 また憂鬱な気分を楽にしたり、意欲を高めつつ興奮を抑えたり幻覚や妄想を抑え、気分を安定させるといった効果もあります。 脳内の神経線維を繋ぐノルアドレナリンやセロトニン、ドパミン不足がうつ状態の原因と考えられていますが、有効成分のスルピリドが放出された伝達物質の再吸収を抑えます。 伝達物質は再吸収により減少してしまうと、うつになりやすくなりますが、スルピリドはこれを抑制してうつ状態を改善します。
スルピリド50mg
【胃、十二指腸潰瘍の場合】 ・スルピリドとして、通常成人だと1日3錠、150mgを3回に分割経口投与です。 ・症状にあわせて適宜増減するので、1日150mgの用法用量は基本量となります。 【統合失調症の場合】 ・スルピリドとして通常、成人は1日に300mgから600mg、6錠から12錠を分割経口投与します。 ・年齢や症状によって適宜増減しますが、1日あたりの上限は1200mg、ドグマチール50mg錠が24錠までです。 【うつ病やうつ状態の場合】 ・スルピリドとして通常成人1日150mgから300mg、3錠から6錠の分割経口投与となります。 ・年齢や症状により適宜増減で、1日あたり600mg、12錠までの増量が認められています。
月経異常、乳汁分泌、女性化乳房、不眠、眠気、めまい、ふらつき、口の渇き、胸やけ、悪心、嘔吐、便秘、熱感、倦怠感、血圧降下、パーキンソン症候群、ジスキネジア、アカシジア、射精不能の症状等、睡眠障害、不穏、焦燥感、頭痛、頭重、浮遊感、興奮、躁転、躁状態、しびれ、運動失調、食欲不振などの副作用の報告がございます。
・持病やアレルギーをお持ちの方は事前に医師に相談してください。 ・他の薬と相互作用を起こしやすい性質があります。別に薬を飲んでいる場合は、必ず医師に伝えておきましょう。 ・副作用については事前に医師に確認を取り、よく説明を受けておきましょう。
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