セルタファイン50mg100錠
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有効成分セルトラリンを含有した、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)です。憂うつな気分や不安感をやわらげ、意欲を高めるお薬です。
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うつ病や不安障害の治療に用いる、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)です。こじれた心の症状を改善し、気持ちが前向きになるのを助けます。また、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にします。うつ病のほか、パニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)などいろいろな心の不具合に応用されます。脳内の神経線維の間をつなぐ化学伝達物質(セロトニン)が不足すると、うつ状態やパニック障害が起こると考えられています。有効成分のセルトラリンは、刺激によって一度放出された伝達物質であるセロトニンが、脳内の神経線維に再び吸収されるのを選択的かつ強力に抑えることで、シナプス(神経接合部位)間隙のセロトニン量を増やして、うつや不安、パニック障害や外傷後ストレス障害(PTSD)に効果を発揮します。日本国内で承認されているジェイゾロフト(海外版:ゾロフト)と同じ有効成分のセルトラリンを含有しています。
1フィルムコーティング錠中:セルトラリン塩酸塩 50mg(セルトラリン 50mgと同等)
通常、成人にはセルトラリンとして1日25mg(1/2錠)を初期用量とし、1日100mg(2錠)まで漸増し、服用してください。なお、年齢、症状により1日100mg(2錠)を超えない範囲で適宜増減してください。
睡眠障害(不眠等)、錯乱状態、傾眠、頭痛、浮動性めまい、振戦、感覚減退、動悸、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、γ-GTP増加、悪心・嘔吐、口内乾燥、下痢・軟便、便秘、腹部不快感、腹痛、腹部膨満、消化不良、食欲不振、発疹、倦怠感、多汗(発汗、寝汗等)重い副作用として、セロトニン症候群、悪性症候群、痙攣、昏睡、肝機能障害、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、アナフィラキシー、QT延長、心室頻拍(torsades de pointesを含む)などの症状が現れる場合があります。その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
・症状に合わせて薬の分量を加減しているので医師の指導をよく守ってください。・持病やアレルギーのある方、高齢の方は、事前に医師にご相談ください。・服用中は、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。・服用をを急にやめると悪心、不安、不眠、筋れん縮などの症状が現れることがありますので勝手に服用を中止しないでください。・飲み合わせの悪い薬があります。服用中の薬や新しく薬を飲み始める際は、事前に医師や薬剤師にご相談ください。・抗パーキンソン薬(投与中止後2週間以内も含む)、抗精神病薬をお飲みの方は、医師・薬剤師に必ずご相談ください。・服用中にアルコールを飲むと、薬の作用が強く出るので控えてください。・服用中にセイヨウオトギリソウを含む食品は摂らないでください。
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