ランソプラゾール
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胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬の一種です。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの治療に用いられています。
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有効成分ランソプラゾールが、胃粘膜のプロトンポンプの酵素活性を阻害することによって、胃酸の分泌を抑制します。胃酸の分泌に関わる胃プロトンポンプと呼ばれる仕組みに作用し、その働きを抑えることで胃酸の分泌を抑制する治療薬です。これにより胃潰瘍や逆流性食道炎などの治りが良くなるとともに、胃痛や胸やけなどの症状も改善します。また、ランソプラゾールは胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の除去にも用いられます。この場合、抗生物質と併用するのが一般的で、胃酸の分泌を抑制することで抗生物質の効き目が良くなり、効率的に除菌を行うことが可能です。
1カプセル中:ランソプラゾール 30mg
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群の場合通常、成人は、ランソプラゾールとして1日1回30mg(1カプセル)を経口服用します。服用期間は、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までが一般的です。逆流性食道炎の場合通常、成人であれば1日1回30mg(1カプセル)を経口服用しますが、通常は8週間までの服用となります。さらに、再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎に対しては1日15mgを1日1回経口服用しますが、効果が不十分の場合は1日1回30mgまで経口服用することが可能です。ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合通常、成人はランソプラゾールとして1回30mg(1カプセル)、アモキシシリン水和物1回750mgおよびクラリスロマイシン1回200mgとともに1日2回、7日間経口服用します。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができます。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とします。治療が不成功の場合はランソプラゾール30mg、アモキシシリン水和物750mg、メトロニダゾール250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口服用するのが一般的です。
副作用が比較的少ない治療薬ですが、頭痛・めまい・軟便・下痢・便秘・発疹・肝機能値の異常といった症状が現れる可能性があります。また、非常に稀ではありますが重い副作用として、アナフィラキシーショック・血液障害・肝障害・皮膚障害・間質性肺炎などの症状が現れる場合があります。その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
・持病やアレルギーのある方は、事前に医師にご相談ください。・飲み合わせが悪い薬があります。何らかの治療薬を服用している方は医師に相談した上で使用してください。・肝機能が低下していると血中濃度が高くなりすぎる恐れがあるため、肝臓に持病を持つ方や高齢者は慎重に服用してください。・飲み忘れた際は思い出したときに服用して構いませんが、次の服用タイミングが近いときは飲み忘れた分は服用しないでください。また、2回分を一度に服用しないでください。
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