20代からフィンペシアを服用していると耐性がついて効かなくなる？

2017/01/31 2017/02/01

20代からフィンペシアを飲むのはあり？　それともなし？

早いうちから服用すれば耐性が付いてしまうことはないの？

そんな疑問にお答えします！

20代からフィンペシアを飲むのは効果があるの？

20代からフィンペシアを飲むことはまったく問題ないことですが、20代の場合は、まずその薄毛の原因が何か？　ということによって服用の是非を判断する必要があります。

たしかにフィンペシアには薄毛改善効果がありますが、それは薄毛になっている理由が男性型脱毛症（AGA）によるものに限られます。原因がAGAではないのに薄毛となっているケースでは、いくらせっせとフィンペシアを飲んでも効果は期待できません。

ちなみに、20代や30代というのは、その薄毛の原因がAGAである確率は非常に低く、AGAの多くは40代以降に発症します。一般的に、20代で薄毛に悩んでいるという場合、その原因がAGAである可能性はたった数%だと言われています。つまり、薄毛が目立っていたからと言っても、20代の場合は必ずAGAであるというわけではなく、ほとんどは他の理由が原因になっているわけですね。

予防目的なら効果を期待できる

もちろん、将来的なAGAに備えてフィンペシアを20代から飲んでおくということも可能です。特に、家系の中に薄毛の人がいる場合は遺伝的に薄毛になりやすい傾向にありますので、予防としてフィンペシアを飲んでいる人もいますし、実際、クリニックなどでも予防目的で服用を薦めているところもあります。

AGA自体がとても遺伝的要素の高いものでもあるので、フィンペシアによって予防しておくということは薄毛を防ぐ上でもかなり有効な方法となります。

生活習慣の改善で予防することも必要

ただし、先述したように、20代で薄毛になる理由のほとんどはAGA以外の理由となっており、その理由の大半が生活習慣によるものです。睡眠不足や運動不足ということはもちろん、栄養バランスのとれていない食事や、ストレス、飲酒、ファッションとして身に付ける帽子などで頭が蒸れてしまう、洗髪を始めとした頭皮ケアを怠っているという場合は、薄毛のリスクも高まります。

20代では敢えてフィンペシアを飲まなくても、こうした生活習慣の改善によって薄毛を食い止めることができます。

20代からフィンペシアを飲むと耐性ができることはないの？

20代という早い段階からフィンペシアを飲むことで、成分への耐性ができてしまわないか心配される方もいます。たしかに、薬というのはずっと服用し続けていると体が慣れてしまい（耐性をもってしまい）、その薬が効かなくなってしまうということがあります。

しかし、フィンペシアの有効成分であるフィナステリドに対しては、耐性を示すことはないとされています。つまり、20代からフィンペシアを飲んでいるからといって、将来的に体が耐性を持ってしまい、フィンペシアが効かなくなることはないということになります。

実際に効果が薄れてしまう人もいる

ところがその一方で、フィンペシアを飲んでいたら効果を感じられなくなってしまったという人もいます。フィンペシアを飲み始めて数年は効果を感じることができるものの、それ以降はほとんど効果ナシと感じてしまう人もいるのです。

フィナステリドに耐性を示すことはないと言われても、実際に飲み始めて数年後には効果を感じられなくなる人がいるというのも事実ですから、個人差があるとはいえある種の耐性を持ってしまうというような傾向はあり得ると考えておいた方がいいでしょう。

効果が感じられなくなるのを防ぐ方法は？

耐性とまでは言えないまでも、フィンペシアを飲んでいて効果を感じられない状態になってしまったらどのような対策が必要なのでしょうか？

まず、絶対にやめていただきたいのがフィンペシアの服用量を増やすということです。用法用量から逸脱しれしまえば、副作用のリスクを高めてしまうだけですので、絶対におススメできません。

飲み方に工夫を与えてみる

ひとつの方法としては、フィンペシアを飲むタイミングに工夫を加えるという方法です。毎日飲んでいたフィンペシアを一日置きに飲むようにするとか、分割して小分けに服用してみるという風に、タイミングに工夫を加えることも必要です。

予防目的で20代から服用するのであれば、最初は少なめからスタートしておくという意識も必要でしょう。20代から服用していれば、AGAになりやすい中年以降になってから効き目が弱ってしまう可能性も十分にあり得ます。

耐性を示すことはないとしても、それとて個人差があると考えておいた方がいいでしょう。初めてフィンペシアを飲む時点から少なめにスタートしておくことで、万が一効果が薄れてしまうかもしれないというリスクにも備えることができます。

他の方法との併用も考えてみる

また、20代であれば少なめにフィンペシアを服用しつつ、育毛剤や育毛サプリなどを併用して薄毛予防に活かしていくという方法もあります。サプリであれば、よほど飲み過ぎなければ健康を損なうこともありません。フィンペシアと上手に併用すれば、ある程度の薄毛予防効果が期待できます。

フィンペシアの主成分であるフィナステリドに耐性を持つことはないといっても、実際のユーザーの声の中には耐性を持ってしまったとしか思えないような報告もあります。耐性であるという根拠がないにしても、やはり薬ということを考えれば、体が慣れてしまうことである程度は効き目が薄れてしまうこともあると考えた方が良さそうです。

ましてや20代からフィンペシアを服用すれば、長期的な視野で見れば耐性を持ってしまうのと似たような状況になる可能性もあります。服用量の調整や他のサプリ等と併用しつつ、体に慣れさせないように気を配ることは大切なポイントとなりそうです。

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