処方された薬が効かない？　肺炎を今すぐ予防する方法

2016/04/11 2016/04/14

肺炎は死亡するリスクがある恐ろしい病気です。「咳が出る」「息切れが激しい」などの症状が出た時は必ず悪化する前に対処しましょう。

強い咳を起こす肺炎　2つの恐ろしさ

風邪と似ているため勘違いしやすいものですが、鼻水やくしゃみがありません。息が速い、もしくは浅くなるといった呼吸に関わる強い症状がメインになります。

恐ろしい点は症状に気づかないで放っておくと死亡のリスクが考えられるということです。その数はとても多く、日本人のおもな死因としてもっとも多いガンや心臓病などに次ぐほどです。また、病院ではよくジスロマックやエリスロマイシンなどが処方されますが、それらの医薬品が効かないことがあるという点も厄介です。

病原となるものは主に以下の3つに分けられます。種類によって特定の治療薬が効かないことがあるほか、複数の菌が感染していることもあるようです。

・レンサ球菌やインフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌などの細菌
・麻疹や水痘などのウイルス
・マイコプラズマやクラミジアなどの一般的な細菌とは異なる微生物

日常生活で発症する場合、風邪やインフルエンザをこじらせて発症させてしまうパターンがもっとも多いと言われています。

予防のためには風邪やインフルエンザをしっかりケアすることがもっとも手っ取り早い方法です。うがいや手洗い、マスクの着用して感染を防ぐ、規則正しい生活をして身体の免疫力を高めるといった今すぐにでもできるような方法がとても有効です。

ほかにも、細菌による感染症に強い効果が期待できる「クラビット」という医薬品がオススメです。風邪やインフルエンザにかかった時に飲むと、免疫力が落ちるためにリスクがあった各種合併症を予防できます。

ただし、クラビットはウイルスには効かないため、咳やくしゃみ、発熱といった症状を緩和させることはほとんどありません。あくまでもクラビットは予防法の1つとして活用していきましょう。

ジスロマックやエリスロマイシンなどの医薬品が効かない時でもクラビットなら効くことがあるようです。そのため実際に病院でも処方されることがあり、とても優れた医薬品だと言えるでしょう。

強い咳を起こす肺炎の原因は細菌やウイルスなど多岐にわたります。どのような場合でも、予防には風邪やインフルエンザを防ぐことが重要です。自宅で今すぐにでもできるものばかりですから、咳が出始めたらぜひとも実践してみましょう。

万が一これらにかかっても、強い効果が期待できるクラビットを使って病原菌を処理すれば悪化させずに済むでしょう。

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